妊活女子が知っておきたい10の栄養素
妊娠するには女性の心身が安定的に健康で朗らかであることが重要ですが、そのためにも毎日の食事をおろそかにしないことは非常に重要なポイントとなります。
妊活中の女性が食事で気をつけるポイントはひとつ、バランス良く効果的な栄養摂取を行うことです。
つまり、妊娠の成功率をあげるのに効果が期待できる栄養素を把握し、バランス良く摂取することです。
そういうわけで、妊活女子が知っておくべき10種類の栄養素を列挙したいと思います。また、その栄養素を豊富に含んだ食品例も同時にご紹介します。
アルギニン
妊活は女性単独の取り組みではありません。妊娠はお相手があってこそ成立するのは当たり前の話なのですが…この、アルギニンは、タンパク質を形成する必須アミノ酸の一種です。男性精液の8割を占める成分がアルギニンです。
豆みそ、ナッツ類、玄米、ゴマなどに多く含まれています。
ビタミンE
ホルモンバランスの調整作用があります。
また、ビタミンEが不足すると男女とも生殖機能が低下し、精子製造には最重要ビタミンと位置づけられています。
ナッツ類(アーモンドなど)、ウナギや、カボチャ、ほうれん草、小松菜、人参などの緑黄色野菜におおく含まれています。
ビタミンB1
滋養強壮、疲労回復といえば、ビタミンB1ですが、男性のスタミナアップにも効きます。
ウナギ、牛や豚の生レバー、肉類、うずらの卵、大豆製品、椎茸などに多く含まれています。
ビタミンB12
ビタミンB12が欠乏すると精細管の萎縮、精子・精子細胞の無形成、精子数の減少など男性不妊の原因になるといわれています。
牛、豚、鶏の肝臓(レバー)や魚介類などに含まれています。そして、動物性食品だけに含まれている栄養素です。
亜鉛
亜鉛は精力増強に効きます。
ホタテ貝、牛肉、たらこ、しょうが、ナッツ類に多く含まれています。
ビタミンC
ビタミンCには毛細血管の機能を正常に保つ働きがあります。
そして排卵機能に効果があるといわれています。
みかん、レモン、柿、じゃがいも、カリフラワー、ブロッコリーなどに多く含まれています。
鉄分
女性に多い貧血を解消して冷え性や低血圧を防ぐ働きがあります。
牛肉、レバー、牡蠣、海草類に多く含まれています。
カルシウム
カルシウムは骨を丈夫にしてストレスに強い体を作る働きがあります。
牛乳、小松菜などの緑黄色野菜、小魚、ごまなどに多く含まれます。
植物繊維
植物繊維は便秘解消に抜群の効果があります。
ごぼう、いも類、こんにゃく、ひじきなどに多く含まれます。
イソフラボン
イソフラボンは、大豆類に多く含まれている栄養素で、女性ホルモンの一種であるエストロゲンを同じような働きをします。このため、不妊症や月経不順に効果があるといわれています。
納豆、豆腐、豆乳、油揚げなどの大豆類の加工品に多く含まれています。
以上、10種類の栄養素をパートナーと共に、積極的摂取で妊娠の成功率をあげてほしいと思います。
食は、バランスが大事ですから良いからと言って偏った摂取方法はあまり効果的ではありません。
効果的な食物をバランス良く、そして妊娠は女性だけのイベントでもなく、夫婦の協同があってこそです。
知識を広げ明るい気持ちで夫婦仲良く…
そこが大原則なのではと思います。
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