女性による不妊原因のまとめ
妊娠したいけれどなかなか妊娠しない。
自然に妊娠する友達を横目に…こっそり不妊治療を視野に入れつつ高額な不妊治療を実行するには相応の決断が必要ですよね。妊娠とは女性に平等に与えられた生殖能力だと思うのに、妊娠って…そんなに難しいことだったの?
近年、時代環境の激変に伴い人生のライフイベントに自然さがなくなりつつあると感じませんか?結婚するにも難しい時代だから婚活。
妊娠するにも難しい時代だから妊活。
なんでも…活としなければ実現できない不自然さは、時代の複合的な要因が絡み絡んで生じさせてしまった時代の賜であるように思います。
さて、時代変化による食生活や生き方の変化、ストレスの増加が原因で昔のように妊娠なんて自然に実現できるライフイベントではなくなった今、妊娠したくてもできない女性には妊娠するための方法を考えると同時に不妊の原因を把握しておく必要があります。
不妊治療専門院の門戸を叩くとしても、先生との相性だってあります。
先生の視点で不妊に関する要因を立て並べられても、その信憑性は100パーセントでもありませんし、疑うこともまた、よろしくありません。
信頼できる不妊治療と、自分なりの不妊の知識。
その両立が妊娠を成功させるベストな方法であることはあきらかです。
そこで今回は、女性側の不妊の原因として代表例をリストアップすることで不妊原因のまとめとしたいと思います。
- 排卵障害が原因の不妊
排卵障害は卵子が育たない、育っても排卵できないという障害です。
卵巣には原始卵胞を成熟させて排卵する役割があります。しかし、ホルモンの分泌がうまく機能していないと、卵胞が成熟できなかったり、排卵できなかったりといったトラブルがおこります。
基礎体温が高温相と低音相のニ相に分かれていない場合は、ホルモンの分泌が正常に働いていなくて、排卵障害がおこっている可能性があります。
- 卵管障害が原因の不妊
卵管は、卵子や精子、そして受精卵の通り道になる細い管です。卵管に障害があると、卵子と精子がうまく出会えなかったり、受精卵が移動できません。卵管は、細いところで1mm、太いところでも3〜10mmしかないとても細い管です。そのため、ちょっとした炎症や分泌物の影響でつまったり癒着がおこったりします。
卵管障害は、女性の不妊原因としてもっとも多い障害です。
- 着床障害が原因の不妊
たとえ受精できたとしても、子宮内にうまく着床できなければ妊娠できません。子宮の病気や形態異常があったり、子宮内膜がふつうより薄かったり厚かったり、またホルモン異常などがあると、受精卵が子宮内に着床することができません。
これが着床障害です。
- 子宮頸管の通過障害が原因の不妊
子宮頸管は子宮の入り口にあたり、ここで雑菌を子宮ないに入れないようにしたり、排卵期には逆に、精子を子宮内に取り込みやすくする働きがあります。この子宮頸管にトラブルがあると、精子が子宮頸管を通過できず受精できません。
これが子宮頸管の通過障害です。
男性不妊の原因の多くは、精子をつくる機能のトラブルによるものですが、精子の通りみちのトラブルもあります。
- 造精機能障害が原因の不妊
造精機能障害は、男性の精巣がうまく機能せず、精子がいない、数が少ない、精子の運動性が悪い、奇形の精子が多い、といったトラブルです。
造精機能障害は、男性不妊の原因でもっとも多い障害で、男性不妊のやく9割がこれが原因だといわれています。
- 精管通過障害が原因の不妊
精巣で精子がきちんとつくられているのに、精管を通過できず運ばれないのが精管通過障害です。
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