排卵日を予測することは妊活の基本です
私が妊娠するには、排卵日を予測することは重要でした。妊娠したいのにしない悩みにあおられてしまうと義務的な夫婦生活や、それでも妊娠に失敗してしまう結果に加えて、初孫を待つ義実家からの「まだなの?」的な外野の声援により、悩みは二重三重にふくれあがります。
悩みが強くなればメンタル面でも妊娠しにくい体質になってしまいますよね…。
それでは駄目なのです。
ここはひとつ、焦燥感を押さえる意味でも妊活を戦略的にとらえてみます。
とは言え、女性の生理的現象をあらためて振り返れば答えは単純です。
排卵日の予測確度をあげることです。
おりものから排卵日を予測
おりものの状態から妊娠しやすい時期、つまり排卵の時期を予測することが出来ます。排卵日が近付いてくると、頸管(けいかん)粘液とよばれる子宮頸管からの分泌液が増え、その粘り気も増してきます。女性の胎内が精子を受け入れやすくする準備をしているのです。
その頸管粘液が粘り気を増してゼリー状になっていれば、妊娠しやすい時期です。
つまり、妊活目的での夫婦生活にはグッドタイミングですね。
頸管粘液を調べるには、指を清潔にして膣の奥の方、子宮の入り口のあたりの分泌液をとるのが一番いい方法です。
でも、自分ではなかなかそんなことは出来ないですよね。
なので、下着についたおりものの状態から粘液の粘り具合をしらべます。
排卵日が近付くとおりものの量は増えます。下着についたおりものを指にとってみて粘り加減を確かめます。おりものが増え粘りのあるゼリー状になったら2〜3日後が排卵日だと予想できます。
はじめはおりものの変化の具合がわかりにくいかもしれません。これは慣れるしかないですね。日頃から基礎体温の変化をチェックしながら、おりものの状態に気をつけてみるようにしましょう。
基礎体温で排卵日を予測してみる
基礎体温の変化から、妊娠しやすい時期が予測できるということは、みなさんよくご存じだと思います。
妊娠したい、赤ちゃんが欲しいと思ったら、とりあえず基礎体温を毎朝測って記録をとるようにしましょう。
基礎体温を毎日きちんと測っていれば、基礎体温の変化から排卵期、つまり妊娠しやすい時期を予測することが出来るのですね。
排卵があれば、基礎体温は排卵日を境に高温期と低温期に分かれます。
基礎体温が低温期から高温期に移るとき、いったん体温が下がり、その後急上昇します。
排卵は、基礎体温が急上昇する付近で起こるといわれています。
けれども、いったん体温が下がる時やその直前に排卵が起こるケースもあるんだとか。そう考えると、基礎体温をもとに排卵日を予測することは目安的な解釈で良さそうですね。
そうはいっても、赤ちゃんが欲しい人が基礎体温を記録することは大切なことです。基礎体温を測ることのメリットは、排卵日の予測以外に、女性の体調の変化や体の状態を知る上でとても役にたつからです。
体調の変化を知ることについては、とりわけ、女性ホルモンの働きが正常範囲であるかを知っておく手がかりになるのです。
女性の体調は、女性ホルモンによって支配されていると言っても過言ではありません。
ホルモンの分泌やバランスが異常値になっていないか? を知る上で、基礎体温の記録は大事なことなのです。
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